レッスン
残り110ヤードのつま先上がりでラインを出しつつタテ距離を合わせる方法
2024年1月17日(水)午後0:29
今回は、ショートアイアンでグリーンに届く“つま先上がり”からの打ち方をレッスンしましょう。
シチュエーションは、ピンまで110ヤード。PWやショートアイアンの距離ですが、このような状況では左へ引っかけてしまうという人も多いのではないでしょうか?
実際、つま先上がりはフェースが返りやすく、普通に打ってもフック回転します。さらに、傾斜の度合いが強くなればなるほど、インサイドインの度合いも強くなるので、その曲がりは大きくなり、フルスイングをするとかなり強烈なフックボールが出ます。
こういう場合の狙い方は2つあります。
1つは、フルスイングで110ヤードが出る番手で狙う方法。もしそれがPWなら、PWで普通にショットします。
先ほどもいったように、普通にスイングするとフック回転が掛かるので、この場合もあらかじめ右方向を向いて打つことが重要なポイントになります。
それも、“少し右を向く”のではなく、“思いっ切り右を向く”こと。狙ったラインより右に行くことは絶対にないので、「こんなにむいてしまっていいの?」というくらい右を向いてください。
もう1つは、PWより1番手上の9番アイアンで打つ方法です。これは男子プロがよく使っている打ち方で、大きな番手でフェースターンを抑えて打ちます。
具体的には、バックスイングを少しコンパクトにして、インパクトからフォロースルーでは右手の角度をキープ。そしてフィニッシュは地面と平行ぐらいで止める感じで打ちます。また、「絶対に左に行かせない」という意識で、フォロースルーでは左腕を左回転させず(外旋させず)に抜いていくのもポイントです。
PWのフルショットの場合は、アゲインストに強いというメリットはあるものの、曲がり幅が計算できず、タテ距離も合わせづらいというデメリットがあります。しかし9番アイアンなら、ラインを出しつつ、タテの距離も合わせやすくなります。
この打ち方をマスターするためには練習が必要ですが、比較的頻繁に訪れるつま先上がりのライに対応するためにも、覚えておきたいテクニックのひとつ。ぜひ練習してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #64」より(放送・見逃し配信中)
シチュエーションは、ピンまで110ヤード。PWやショートアイアンの距離ですが、このような状況では左へ引っかけてしまうという人も多いのではないでしょうか?
実際、つま先上がりはフェースが返りやすく、普通に打ってもフック回転します。さらに、傾斜の度合いが強くなればなるほど、インサイドインの度合いも強くなるので、その曲がりは大きくなり、フルスイングをするとかなり強烈なフックボールが出ます。
こういう場合の狙い方は2つあります。
1つは、フルスイングで110ヤードが出る番手で狙う方法。もしそれがPWなら、PWで普通にショットします。
先ほどもいったように、普通にスイングするとフック回転が掛かるので、この場合もあらかじめ右方向を向いて打つことが重要なポイントになります。
それも、“少し右を向く”のではなく、“思いっ切り右を向く”こと。狙ったラインより右に行くことは絶対にないので、「こんなにむいてしまっていいの?」というくらい右を向いてください。
もう1つは、PWより1番手上の9番アイアンで打つ方法です。これは男子プロがよく使っている打ち方で、大きな番手でフェースターンを抑えて打ちます。
具体的には、バックスイングを少しコンパクトにして、インパクトからフォロースルーでは右手の角度をキープ。そしてフィニッシュは地面と平行ぐらいで止める感じで打ちます。また、「絶対に左に行かせない」という意識で、フォロースルーでは左腕を左回転させず(外旋させず)に抜いていくのもポイントです。
PWのフルショットの場合は、アゲインストに強いというメリットはあるものの、曲がり幅が計算できず、タテ距離も合わせづらいというデメリットがあります。しかし9番アイアンなら、ラインを出しつつ、タテの距離も合わせやすくなります。
この打ち方をマスターするためには練習が必要ですが、比較的頻繁に訪れるつま先上がりのライに対応するためにも、覚えておきたいテクニックのひとつ。ぜひ練習してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #64」より(放送・見逃し配信中)
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