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アイアン型スイングを身に付けておけばパー3でもミスしない

2024年2月14日(水)午後1:10

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 今回も、パー3のホールの攻略法についてレッスンをしましょう。

 シチュエーションは、ピンまで150ヤード。ピンの位置はグリーン右寄り(エッジから約5m)で、風は左から右。右サイドにバンカーがあって、ただでさえ外すとやっかいなショートサイドには、絶対にいかないようにしなければいけない状況です。

“ボギーを打たない”というのがパー3の鉄則なので、このようなときは、安全にグリーンセンターを狙うというのが基本です。

 しかし、ゴルファーの中には、アイアンで“飛距離の出るフック(引っかけフック)”を打ってしまい、センターを狙った球を左奥にこぼしてしまう人もいます。

 そういう人は、まずアドレスをチェックしましょう。

 例えば引っかけが出る場合は、構えたとき、ヘッドのトゥ側が浮いているケースがよく見られます。もし、トゥが少し浮き気味だったら、ライ角通りにセットし直しましょう。

 また、アイアンの場合は、少しボールの近くに立ち、ややハンドアップ気味に構えるようにしたほうがいいでしょう。下半身はどっしり構えるけど、上体を少し起こし、左手の手首が真っ直ぐになるくらいの感じで。そうすれば、腕の重さで自然に脇が締まり、引っかけも飛び過ぎも軽減されるはずです。

 もともと身体を前に倒し気味の人は、構えたとき、かなりアップライトになっているように感じるかもしれませんが、自分が思うほど極端なアドレスにはなっていない場合が多いのでご安心を。BEFORE & AFTERの写真を撮ってもらい、チェックするようにしてください。

 今回紹介したのは、アイアン型スイングです。スイングには、アイアン型とドライバー型とがあって、アイアンを打つときはアイアン型スイングをしなければいけないのですが、アイアンが引っかかる人はドライバー型スイングでアイアンを打っている場合がよく見られます。それぞれに合う打ち方があるので、しっかりスイングを分けるようにすることが大事です。

「ドライバーもアイアンも同じ打ち方でいい」という人もいますが、長さも、ヘッドの性能も、ライ角も違うので、打ち方は同じではありません。もっといえば、13本のクラブがあれば、13通りの打ち方をしなければいけなのです。

 皆さんもそういう点を意識しながら、クラブに合ったスイングを身に付けてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #68」より(放送・見逃し配信中)

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