レッスン
アプローチの引き出し ワンクッションさせて1パット圏内に運ぶ打ち方
2024年10月9日(水)午前11:57
ゆるやかな打ち上げで、エッジからピンまでの距離が6ヤードという20ヤードのアプローチ。打ち上げのためグリーン面が見えづらく、また、エッジからピンまでの距離が短いので距離感もつかみづらい。
このような状況のとき、一般的には56度前後のウェッジでフワッと上げて、グリーンギリギリのところに落とすという人が多いのではないでしょうか。
この狙い方もひとつの方法ですが、これだと距離感を合わせるのが難しくなります。
もう少し安全に狙える方法はないのか?
ショートサイドに外したとき、丸山茂樹プロは、「ワンクッションできるか、できないか」を最初に考えていました。ワンクッションさせておけば、ショートサイドだったら大きなミスにはなりません。ワンクッションさせたボールが奥の方まで転がっていくことはないし、例えボールが止まったとしても、ショートサイドなのでそれほど距離は残らないからです。
一方、フワッと上げるロブ気味のショットの場合は、ヘッドがボールの下を潜るミスが出たり、クリーンに当たって飛び過ぎてしまうことがあります。
状況にもよりますが、キャリーでグリーンを捉えるロブショットよりも、手前にワンクッションさせて乗せる方が易しく、リスクが少ないケースが多いのです。
次に、ワンクッションさせるときの打ち方をお教えしましょう。
引き出しのひとつとして覚えておいてほしいのは、構えたときに30度前後フェースをかぶせておき、フェース面を左に向けて打つ方法です。フェースをかぶせてフェースローテーションをせずにヘッドを前に押し出すと、ハンドファーストに打てるので、ソールが先に当たってくれます。その結果、バンスを上手く滑らせることができ、クリーンにヒットしやすくなります。
それに対し、フェースを開いていると、リーディングエッジから下りてくる可能性があるので、ボールの手前で刺さってしまうことがあります。また、ボールが浮いていればきれいに入ることもありますが、少し沈んでいると手前で跳ねてしまうこともあります。
その点、かぶせて押し込む打ち方の場合は、手前の状況があまり関係なく、フェアウェイはもちろん、ボールが沈んでいたり、芝が薄くても当てやすくなります。
この打ち方は、ザックリしやすい逆目のラフでも威力を発揮します。ぜひマスターしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #105」より(放送・見逃し配信中)
このような状況のとき、一般的には56度前後のウェッジでフワッと上げて、グリーンギリギリのところに落とすという人が多いのではないでしょうか。
この狙い方もひとつの方法ですが、これだと距離感を合わせるのが難しくなります。
もう少し安全に狙える方法はないのか?
ショートサイドに外したとき、丸山茂樹プロは、「ワンクッションできるか、できないか」を最初に考えていました。ワンクッションさせておけば、ショートサイドだったら大きなミスにはなりません。ワンクッションさせたボールが奥の方まで転がっていくことはないし、例えボールが止まったとしても、ショートサイドなのでそれほど距離は残らないからです。
一方、フワッと上げるロブ気味のショットの場合は、ヘッドがボールの下を潜るミスが出たり、クリーンに当たって飛び過ぎてしまうことがあります。
状況にもよりますが、キャリーでグリーンを捉えるロブショットよりも、手前にワンクッションさせて乗せる方が易しく、リスクが少ないケースが多いのです。
次に、ワンクッションさせるときの打ち方をお教えしましょう。
引き出しのひとつとして覚えておいてほしいのは、構えたときに30度前後フェースをかぶせておき、フェース面を左に向けて打つ方法です。フェースをかぶせてフェースローテーションをせずにヘッドを前に押し出すと、ハンドファーストに打てるので、ソールが先に当たってくれます。その結果、バンスを上手く滑らせることができ、クリーンにヒットしやすくなります。
それに対し、フェースを開いていると、リーディングエッジから下りてくる可能性があるので、ボールの手前で刺さってしまうことがあります。また、ボールが浮いていればきれいに入ることもありますが、少し沈んでいると手前で跳ねてしまうこともあります。
その点、かぶせて押し込む打ち方の場合は、手前の状況があまり関係なく、フェアウェイはもちろん、ボールが沈んでいたり、芝が薄くても当てやすくなります。
この打ち方は、ザックリしやすい逆目のラフでも威力を発揮します。ぜひマスターしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #105」より(放送・見逃し配信中)
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