国内男子
谷口、3年ぶり公式戦制覇! 池田9位タイ
2010年5月16日(日)午後4:48
- この記事のキーワード
国内男子ツアーの今季公式戦初戦、日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯は16日、長崎県のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブを舞台に最終ラウンドの競技を行った。前日首位タイに浮上した谷口徹が2アンダー68にスコアをまとめ、通算10アンダーでフィニッシュ。接戦を演じた平塚哲二(2位)を1打差で振り切り、今季初勝利を見事に公式戦で飾った。
最後まで激しいデッドヒートを繰り広げた大熱戦。勝利の女神は最後の最後で谷口に微笑んだ。第3ラウンドまで69-68-65の好スコアを並べ首位に立ち、昨年のANAオープン以来となるツアー16勝目を狙ってスタートしたが、2番、3番で連続ボギーを叩く不安定な立ち上がり。その後は5つバーディを獲り返したものの、15番で痛恨のボギーを叩くと序盤のつまずきが響いて後続の猛追に遭う。しかし勝負どころの上がり3ホールをパープレーで凌ぎ、1ストロークリードのままゴールを駆け抜けた。
2002年、2007年に賞金王を獲得した谷口だったが、昨年のオフに事故で左肩を損傷。開幕戦から欠場を続けると、最後まで本来の輝きを取り戻すことができず、賞金ランキング20位に沈んでいた。しかし完全復活を狙う今季は2戦目のつるやオープンで単独2位に入ると、ビッグマネーのかかる今大会を制し、同ランクトップの藤田寛之に僅差の2位へ浮上。「今度またチャンスがあるとは思わなかった。だから『今日は絶対(トロフィを)獲って帰る』と自分に言い聞かせて頑張った」と白星を喜んだ谷口。勝ち味を思い出した男の、次戦以降の戦いぶりに期待したい。
その他、通算7アンダー単独3位に藤田が入り、片山晋呉が通算3アンダー5位。注目の池田勇太は、通算1アンダーで富田雅哉と並ぶ9位タイだった。
最後まで激しいデッドヒートを繰り広げた大熱戦。勝利の女神は最後の最後で谷口に微笑んだ。第3ラウンドまで69-68-65の好スコアを並べ首位に立ち、昨年のANAオープン以来となるツアー16勝目を狙ってスタートしたが、2番、3番で連続ボギーを叩く不安定な立ち上がり。その後は5つバーディを獲り返したものの、15番で痛恨のボギーを叩くと序盤のつまずきが響いて後続の猛追に遭う。しかし勝負どころの上がり3ホールをパープレーで凌ぎ、1ストロークリードのままゴールを駆け抜けた。
2002年、2007年に賞金王を獲得した谷口だったが、昨年のオフに事故で左肩を損傷。開幕戦から欠場を続けると、最後まで本来の輝きを取り戻すことができず、賞金ランキング20位に沈んでいた。しかし完全復活を狙う今季は2戦目のつるやオープンで単独2位に入ると、ビッグマネーのかかる今大会を制し、同ランクトップの藤田寛之に僅差の2位へ浮上。「今度またチャンスがあるとは思わなかった。だから『今日は絶対(トロフィを)獲って帰る』と自分に言い聞かせて頑張った」と白星を喜んだ谷口。勝ち味を思い出した男の、次戦以降の戦いぶりに期待したい。
その他、通算7アンダー単独3位に藤田が入り、片山晋呉が通算3アンダー5位。注目の池田勇太は、通算1アンダーで富田雅哉と並ぶ9位タイだった。