タイガーとP.ミケルソンがライダーC主将にF.カプルスを推薦
2014年11月8日(土)午後1:21
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2年に1度行われる欧米対抗戦ライダーカップが、今年9月に欧州チームの3連覇と共に幕を閉じたことは記憶に新しいが、早くも2016年にミネソタ州ヘーゼルタイン・ナショナルGCで開催される次回大会の米国チーム主将について話題が出始めているようだ。米ゴルフ専門誌「ゴルフダイジェスト」など複数の海外メディアが報じている。
今年の大会では、6年ぶりのカップ戴冠を至上命令にスコットランドに乗り込んだ米国代表チームだったが、結果は11.5ポイント対16.5ポイントで惨敗。さらに2日目のタッグマッチで、10大会目にして初となる終日欠場となったフィル・ミケルソンが、大会終了後の会見でトム・ワトソン主将を批判し、同主将が「責任をとる」と発言するなど、大会終了後もゴタゴタが続く後味の悪い敗戦となってしまった。
次回大会では「チーム再建」もテーマとなりそうな同代表チームだが、タイガー・ウッズやミケルソンら、米ゴルフ界を代表する選手からはフレッド・カプルスを推す声が上がっている。ザ・プレジデンツカップ(米国チームvsインターナショナルチーム)では2009年からの3大会連続で主将を務め、3連勝を果たしているカプルスには、多くの選手から9月の敗戦後、次期キャプテンに望むメッセージや電話が多く届いたようだ。もちろん、主将は選手ではなく、PGAオブ・アメリカによって選出されるが、タイガーやミケルソンは、ライダーカップの特別委員会の一員であり、彼らの意見は重みを持つことになる。
カプルスは、ワトソンの主将ぶりについて「彼は選手たちを上手くまとめることができていなかった」と批判。さらに、ミケルソンの欠場についても否定的な見解を示し「今まで見てきた中で、最高のチームプレーヤーであるミケルソンを、自分であればベンチに座らせなかっただろう」と話している。