平塚が2打差単独首位で最終日へ! 前週Vの池田は単独5位
2012年10月13日(土)午後5:18
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沖縄返還40周年を記念して、史上初めて沖縄県で開催されている国内男子ツアーの今季公式戦第3戦、日本オープンゴルフ選手権競技は13日、那覇ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。2日目に単独トップに浮上した平塚哲二が、難コンディションの中で4バーディ、6ボギーの2オーバー73をマークし、通算3オーバーで単独首位の座をキープして最終日を迎える。2打差の2位タイにはジュビック・パグンサン(フィリピン)、小田孔明が続いた。
ただでさえ狭いフェアウェイの難コースに加え、連日の強風、降雨は3日目も続いた。そんなコンディションの中、平塚は前日同様粘り強いゴルフを披露した。1番でボギースタートを切るも直後の2番でバーディ奪取。その後も出入りの激しいゴルフが続き、勝負どころの15番、18番でボギーを叩いてフィニッシュ。しかし、他の選手も同様にスコアメイクに苦しむ今大会。2位に2打差ながらも単独首位をキープし、最終日に今季初優勝、ツアー通算7勝目を狙う。
オーバーパーが続出するなか、この日ただ一人アンダーパーで回ったパグンサンが、前日の8位タイから2位タイに順位を上げた。パグンサンは1イーグル、2バーディ、3ボギーの1アンダー70でラウンド。通算5オーバーとし、ツアー初優勝を狙える位置から最終日に臨む。また、同じく通算5オーバー2位タイの小田孔明は、前半を1バーディ、3ボギーの2オーバーで折り返すと、後半出だしの10番でイーグルを奪取。さらに14番でバーディを奪って単独2位で平塚を追ったが、17番でのダブルボギーが響いて1オーバー72。それでも首位とは2打差で、優勝を狙える射程圏につけた。
その他では、通算6オーバー単独4位に宮里優作、2打差の単独5位に前週優勝の池田勇太が続き、賞金ランキングトップの藤田寛之は通算10オーバーの7位タイ。石川遼は通算13オーバーの20位タイ、アマチュアの松山英樹は通算14オーバーの26位タイに沈んでいる。