藤田とドンファンが首位タイで最終日へ! 池田は41位タイ
2012年10月20日(土)午後5:51
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国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは20日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。現在賞金ランキングトップの藤田寛之が首位の座を守る一方、7位タイスタートのドンファン(韓)がこの日4つスコアを伸ばし、藤田と並び首位タイに躍り出ている。
宮里優作、すし石垣とともに首位タイからスタートした藤田は、2番でバーディを奪い上々の滑り出しを見せると、6番でもバーディ奪取に成功し2アンダーで折り返す。後半では15番でこの日初のボギーを叩くも、直後の16番でバーディを奪い返し2アンダー69でホールアウト。自身初の賞金王を目指す藤田が通算8アンダーと2つスコアを伸ばし、今季4勝目に向けて盤石の状態から最終日を迎える。
この日5番、6番で連続ボギーを叩きピンチに陥ったドンファンだったが、ここから猛チャージを披露。直後の7番、8番を連続バーディとしてすぐさまイーブンパーに戻すと、後半では11番、13番、15番、さらに最終18番と次々にバーディを奪取。昨年のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood以来となるツアー3勝目を目指し、藤田と並ぶ通算8アンダー首位タイに浮上した。
その他上位陣は、前日首位タイのすし石垣、小田龍一、谷口徹がトップから1打差の3位タイに続き、もうひとりの前日トーナメントリーダーである宮里優作が、兄の宮里聖志とともに通算6アンダー6位タイ。黄重坤(韓)と山下和宏が通算5アンダー8位タイにつけ、通算4アンダー10位タイにともにルーキーの藤本佳則、川村昌弘ら9人が続いている。
また、カットラインぎりぎりで予選を通過した池田勇太は、この日の前半で4バーディ(1ボギー)を奪うも後半に失速。結局2アンダー69でフィニッシュし、通算1オーバーで前日の55位タイから41位タイに順位を上げるにとどまった。