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「自分で言うのも何ですがかなり独特」臼井麗香が自分のスイングを解説

2020年7月16日(木)午後2:02

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 自分で言うのも何ですが、スイングに関しては、かなり独特です。

 一番特徴的なのは、テークバックの際、右サイドに体重移動をしないこと。アマチュアゴルファーの人からすると、“ギッタンバッコン”スイングのように見え、「そんなスイングで大丈夫なの?」と心配してくれる人もいるようですが、意識的にこのスイングをやっています。



 あえて体重移動をしないのは、右にスエーをしたくないからです。皆さんもご存じのように、右に体重が流れると力が逃げてしまいます。また、テークバックで軸がブレると体を元に戻すのが大変になるので、かえって飛距離をロスしてしまいます。

 その点、私のような体重移動をしないスイングだと、スエーの心配がなくなるだけなく、体重を残したまま右に捻るので、雑巾を絞ったときのように体が回り、それを元に戻すだけで大きなパワーも生まれます。

 人には、「そのスイングだと飛ばないのでは?」と言われることがありますが、むしろしっかり体を捻ることができるこのスイングのほうが飛距離が出ると私は思っています。

 また、今流行の地面反力を使えるのもこのスイングの利点。私的には理に適ったスイングだと思っています。

 最近は、世界のトッププロの中にもこのような打ち方をする人が出てきたようで、アマチュアゴルファーの中にもマネをする人がちらほら。そこで私からひとつアドバイスを。

 私のスイングを見ると、テークバックで体重が左足に乗っているように見えるかもしれませんが、実は体重移動をしていないだけです。アドレスで右5対左5という体重配分で構えたら、それを変えずに体を回す。もし、このスイングを取り入れるならば、その部分は十分に注意してください。

 先ほども言ったように、この打ち方をやれば右へのスエーは確実になくなります。アマチュアゴルファーの中には、右へのスエーで失敗している人がかなり多いように思うので、ぜひ参考にしてみてください。

臼井麗香(うすい・れいか)
1998年12月7日、栃木県生まれ。祖父の影響で9歳からゴルフをはじめ、ジュニア時代から活躍。2011年に史上最年少で栃木県女子アマに優勝。14年にはプロも出場した栃木県女子オープンを制した。プロテストは18年に5位タイで合格。19年はレギュラーツアー27試合に出場し、トップ10に3度入った。賞金ランク59位でシード権獲得を逃したが、QTで39位に入り20年シーズン前半戦の出場権を得た。今季の開幕戦「アース・モンダミンカップ」では23位タイ。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/7/10 発売号より転載)

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