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国内男子

池田、連覇へ好スタート! 石川は91位タイ出遅れ

2011年9月15日(木)午後6:07

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 残暑が残る北海道、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に、国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントが15日、第1ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンの池田勇太が4アンダー68でラウンドし2位タイと好スタートを切った。単独首位には5アンダー67をマークした小田龍一が立っている。

 今大会と同じくディフェンディング・チャンピオンとして戦った先週のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodでは、今季国内ツアー2度目となる予選落ちを喫した池田。同じく連覇がかかる今週は、ドライバーとアイアンを一新した好影響もあり、快調なゴルフを披露した。

 インスタートのこの日、12番で最初のバーディを奪うと17番もバーディとしてスコアを伸ばす。折り返した2番、5番、7番でもバーディを積み重ね、8番でボギーを叩くも4アンダー68でホールアウト。先週の第1ラウンドで3オーバー75の105位タイと出遅れたのとは雲泥の出来。昨年はこの大会での勝利をきっかけに賞金王争いにも加わった。悲願成就へ向けて、ギアを一段上げて昨年の再現を狙う。

 左肩痛もありTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodを2年連続で欠場し、主催者側から苦言を呈された石川遼は、ホストプロとして臨んだ今大会の初日、一連の騒動が影響してか大きく出遅れた。スタートホールをボギーとすると、その後の8ホール全てパー。後半出だしの1番でもボギーを叩き、5番でバーディを奪ったものの直後の6番でこの日3つ目のボギー。結局2オーバー74でホールアウトし、91位タイで初日を終えている。大会3日目には20歳の誕生日を迎える石川。果たして、今大会を戦い終えた後、喉を潤すは勝利の美酒か無念の涙か。

 賞金ランキング上位陣では、2位の金庚泰(韓)、同3位のベ・サンムン(韓)もふるわなかった。VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントのラウンド中に熱中症にかかり、2週間休養していた金庚泰は、前半だけで4ボギー(2バーディ)を叩くと、後半で巻き返すもイーブンパー72の46位タイ。そしてべ・サンムンは11番、15番でボギーを叩いた後、崩れはしなかったもののスコアカード通りのゴルフで終わり石川と同じく2オーバー74で回り91位タイに沈んだ。

 その他では池田と同じく2位タイに富田雅哉、松村道央、谷口徹、小田孔明が並び、1打差の7位タイには藤田寛之、久保谷健一、そして昨季大会で池田と優勝を争った金度勲(韓)ら13人が続く混戦模様となっている。

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