国内男子
池田勇太「つくづく縁がある」 地元・千葉で初連覇達成!
2010年10月24日(日)午後6:38
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ディフェンディング・チャンピオンの池田勇太が地元の大舞台で圧巻のバーディラッシュ。片山晋呉を相手に大逆転勝利を収めた。
国内男子ツアーのブリヂストンオープンは24日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと2打差の2位タイからスタートした池田が10バーディ、ノーボギーの10アンダー62で回り、優勝スコアの大会記録を1打更新する通算23アンダーで自身初の大会連覇を達成した。池田は今季3勝目、ツアー通算7勝目となっている。
前日コースレコード『62』で単独首位に立った片山と回る最終日の最終組。24歳の“若大将”がツアー通算26勝を誇る大先輩を圧倒した。序盤の3番でバーディを先行させた池田は、5番パー3でグリーン横からチップインバーディを決め通算15アンダー。早々に首位の片山に並ぶと、6番のバーディで単独トップへ。さらに7番で3連続バーディを奪い一気に片山を突き放す。9番パー5も確実にバーディとし、前半はボギーなしの5バーディでハーフターン。
バックナインでは12番までパーが続くものの、13番パー4で2打目をピンそば30センチに寄せるスーパーショット。このホールで難なくバーディを奪うと、あとは完全に一人旅だった。コース最難関の14番で1メートル、15番で2メートルのバーディパットを沈め3連続。16番パー5ではティーショットを左に曲げ御神木に当ててしまうが、5メートルの微妙な距離のパットをねじ込み怒とう4連続バーディを奪う。
同組の片山もなかば呆れ顔の中、17番をパーとして迎えた最終18番のロングホール。2オンを狙った2打目がグリーン奥のカラーにこぼれるもイーグルチャンス。これを決めれば片山のコースレコードを塗り替える『61』をたたき出すところだったが、15メートルほどのイーグルトライは惜しくも外れる。しかし、最後はこの日10個目のバーディとなるウイニングパットをきっちり沈め、前日の片山に並ぶ『62』。後続に3打差をつけ、通算23アンダーの大会新記録でブリヂストンオープン連覇を果たした。
池田にとってこの大会は今シーズン唯一となる地元・千葉での試合。しかも舞台の袖ヶ浦カンツリークラブは幼少の頃から通う慣れ親しんだコースで、昨年優勝した時には「我が家で勝った気分」と満面の笑み。今年はそんな“マイホーム”で見事な逆転劇を披露した。「自分にとって初めての大会連覇、それを地元のこのコースで成し遂げることができるなんて…。つくづくこの地に縁があるんだと実感しました」。今回の優勝で賞金ランキングも4位に浮上。シーズン終盤に強さを見せる池田だけに、今後の賞金王争いからも目が離せない。
上位陣は、松村道央が通算20アンダー単独2位に食い込み、朴宰範(韓)が通算18アンダー単独3位。2年ぶりのツアー優勝を狙い首位からスタートした片山はこの日2アンダー70にとどまり、通算17アンダー単独4位に終わった。また、予選ラウンドをカットラインぎりぎりで通過した石川遼は最終ラウンドで8バーディ、ノーボギーの8アンダー64をマークし、通算9アンダー22位タイまで順位を上げ大会を締めくくった。
国内男子ツアーのブリヂストンオープンは24日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと2打差の2位タイからスタートした池田が10バーディ、ノーボギーの10アンダー62で回り、優勝スコアの大会記録を1打更新する通算23アンダーで自身初の大会連覇を達成した。池田は今季3勝目、ツアー通算7勝目となっている。
前日コースレコード『62』で単独首位に立った片山と回る最終日の最終組。24歳の“若大将”がツアー通算26勝を誇る大先輩を圧倒した。序盤の3番でバーディを先行させた池田は、5番パー3でグリーン横からチップインバーディを決め通算15アンダー。早々に首位の片山に並ぶと、6番のバーディで単独トップへ。さらに7番で3連続バーディを奪い一気に片山を突き放す。9番パー5も確実にバーディとし、前半はボギーなしの5バーディでハーフターン。
バックナインでは12番までパーが続くものの、13番パー4で2打目をピンそば30センチに寄せるスーパーショット。このホールで難なくバーディを奪うと、あとは完全に一人旅だった。コース最難関の14番で1メートル、15番で2メートルのバーディパットを沈め3連続。16番パー5ではティーショットを左に曲げ御神木に当ててしまうが、5メートルの微妙な距離のパットをねじ込み怒とう4連続バーディを奪う。
同組の片山もなかば呆れ顔の中、17番をパーとして迎えた最終18番のロングホール。2オンを狙った2打目がグリーン奥のカラーにこぼれるもイーグルチャンス。これを決めれば片山のコースレコードを塗り替える『61』をたたき出すところだったが、15メートルほどのイーグルトライは惜しくも外れる。しかし、最後はこの日10個目のバーディとなるウイニングパットをきっちり沈め、前日の片山に並ぶ『62』。後続に3打差をつけ、通算23アンダーの大会新記録でブリヂストンオープン連覇を果たした。
池田にとってこの大会は今シーズン唯一となる地元・千葉での試合。しかも舞台の袖ヶ浦カンツリークラブは幼少の頃から通う慣れ親しんだコースで、昨年優勝した時には「我が家で勝った気分」と満面の笑み。今年はそんな“マイホーム”で見事な逆転劇を披露した。「自分にとって初めての大会連覇、それを地元のこのコースで成し遂げることができるなんて…。つくづくこの地に縁があるんだと実感しました」。今回の優勝で賞金ランキングも4位に浮上。シーズン終盤に強さを見せる池田だけに、今後の賞金王争いからも目が離せない。
上位陣は、松村道央が通算20アンダー単独2位に食い込み、朴宰範(韓)が通算18アンダー単独3位。2年ぶりのツアー優勝を狙い首位からスタートした片山はこの日2アンダー70にとどまり、通算17アンダー単独4位に終わった。また、予選ラウンドをカットラインぎりぎりで通過した石川遼は最終ラウンドで8バーディ、ノーボギーの8アンダー64をマークし、通算9アンダー22位タイまで順位を上げ大会を締めくくった。