国内男子
池田勇太が単独トップ浮上! 遼も49位タイで予選突破
2010年11月19日(金)午後4:26
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスは19日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を行い、首位と1打差の2位タイからスタートした池田勇太が5バーディ、ノーボギーの5アンダー66をマーク。通算9アンダーまでスコアを伸ばし、後続に2打差をつけ単独トップに躍り出た。また、初日58位タイと出遅れていた石川遼も1アンダー70で回り、通算3オーバー49位タイで予選突破を決めている。
初日ボギーなしの4アンダーと好発進の池田はこの日も好調キープ。序盤から安定したゴルフで前半スコアを2つ伸ばすと、後半の13番では332ヤードの短いパー4で果敢に1オンを狙う。惜しくもグリーン手前のバンカーにつかまるも、確実にピンに寄せバーディ奪取。直後の14番では5メートルのパットを沈め2連続バーディ。最終18番パー5ではビッグドライブからピン奥5メートルに2オン成功。イーグルトライこそ逃すもバーディフィニッシュで第2ラウンドを締めくくり、単独トーナメントリーダーで決勝ラウンド進出を決めた。
国内ツアーで予選ラウンド2日間ノーボギーというのは池田にとってプロ入り初。前週の三井住友VISA太平洋マスターズは予選落ちを喫したが「上手くいかない時はあんなもん」と全く意に介さずの24歳が、海外のトッププロも参戦するビッグトーナメントで快進撃を続けている。そんな“若大将”を支えるのは、このダンロップフェニックスにかける熱い気持ちだろう。自身が最も尊敬するゴルファー、尾崎将司が1994年から3連覇を達成して通算100勝を挙げたのがこの大会。「ここで勝ちたい。その気持ちはもちろんある」と闘志を燃やす男が見据える先は優勝だけだ。
一方、初日の出遅れで予選突破が危ぶまれていた石川も逆境での強さを見せた。この日は5番パー4でバンカーからの2打目をピンそば1メートルに寄せバーディを先行させると、8番パー4でもベタピンショットでバーディ。初日7ボギーの乱調を感じさせず、ボギーなしの2アンダーで前半を折り返す。ところが後半最初の10番で初ボギー、12番ではティーショットを林に打ち込むトラブルから痛恨のダブルボギーを叩き、一気に通算5オーバーの予選通過圏外に転落してしまう。
それでも、自身初のツアー2週連続優勝を狙う19歳がここから本領を発揮。16番パー4でラフからの2打目をピン手前50センチにつけバーディを奪うと、17番パー3ではティーショットをピン奥5メートルに落としバーディチャンス。難しい下りのストレートラインを完璧に読み切りこのパットを沈め、通算3オーバーの予選通過圏内へスコアを戻す。圧巻は最終18番のロングホール。相変わらず不安定なティーショットは右に曲げるも、林の中からのセカンドで枝の隙間を抜くスーパーリカバリーショットを披露。最後の1メートルのバーディパットはカップに蹴られたものの、上がり3ホールでスコアを2つ伸ばし決勝ラウンドへ駒を進めた。
その他上位陣は、池田と2打差の2位に金度勲(韓)、3打差の3位に丸山大輔がつけ、賞金ランクトップの金庚泰(韓)が通算5アンダー4位で続いている。また、池田が憧れてやまないジャンボ尾崎も、通算2アンダー14位タイで自身5年ぶりとなるダンロップフェニックス予選突破を果たしている。
初日ボギーなしの4アンダーと好発進の池田はこの日も好調キープ。序盤から安定したゴルフで前半スコアを2つ伸ばすと、後半の13番では332ヤードの短いパー4で果敢に1オンを狙う。惜しくもグリーン手前のバンカーにつかまるも、確実にピンに寄せバーディ奪取。直後の14番では5メートルのパットを沈め2連続バーディ。最終18番パー5ではビッグドライブからピン奥5メートルに2オン成功。イーグルトライこそ逃すもバーディフィニッシュで第2ラウンドを締めくくり、単独トーナメントリーダーで決勝ラウンド進出を決めた。
国内ツアーで予選ラウンド2日間ノーボギーというのは池田にとってプロ入り初。前週の三井住友VISA太平洋マスターズは予選落ちを喫したが「上手くいかない時はあんなもん」と全く意に介さずの24歳が、海外のトッププロも参戦するビッグトーナメントで快進撃を続けている。そんな“若大将”を支えるのは、このダンロップフェニックスにかける熱い気持ちだろう。自身が最も尊敬するゴルファー、尾崎将司が1994年から3連覇を達成して通算100勝を挙げたのがこの大会。「ここで勝ちたい。その気持ちはもちろんある」と闘志を燃やす男が見据える先は優勝だけだ。
一方、初日の出遅れで予選突破が危ぶまれていた石川も逆境での強さを見せた。この日は5番パー4でバンカーからの2打目をピンそば1メートルに寄せバーディを先行させると、8番パー4でもベタピンショットでバーディ。初日7ボギーの乱調を感じさせず、ボギーなしの2アンダーで前半を折り返す。ところが後半最初の10番で初ボギー、12番ではティーショットを林に打ち込むトラブルから痛恨のダブルボギーを叩き、一気に通算5オーバーの予選通過圏外に転落してしまう。
それでも、自身初のツアー2週連続優勝を狙う19歳がここから本領を発揮。16番パー4でラフからの2打目をピン手前50センチにつけバーディを奪うと、17番パー3ではティーショットをピン奥5メートルに落としバーディチャンス。難しい下りのストレートラインを完璧に読み切りこのパットを沈め、通算3オーバーの予選通過圏内へスコアを戻す。圧巻は最終18番のロングホール。相変わらず不安定なティーショットは右に曲げるも、林の中からのセカンドで枝の隙間を抜くスーパーリカバリーショットを披露。最後の1メートルのバーディパットはカップに蹴られたものの、上がり3ホールでスコアを2つ伸ばし決勝ラウンドへ駒を進めた。
その他上位陣は、池田と2打差の2位に金度勲(韓)、3打差の3位に丸山大輔がつけ、賞金ランクトップの金庚泰(韓)が通算5アンダー4位で続いている。また、池田が憧れてやまないジャンボ尾崎も、通算2アンダー14位タイで自身5年ぶりとなるダンロップフェニックス予選突破を果たしている。