国内男子
池田勇太が首位タイ浮上! 遼は18位タイで最終日へ
2010年11月27日(土)午後4:36
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国内男子ツアーのカシオワールドオープンは27日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を行い、トップと4打差の単独3位からスタートした池田勇太が5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、宮本勝昌と並び首位タイに浮上した。一方、39位タイスタートの石川遼も5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り、通算5アンダー18位タイに順位を上げ最終日を迎えることになった。
前週ダンロップフェニックスを制し賞金ランク3位に浮上した池田が、自身初の2週連続Vに王手をかけた。1番、2番で幸先良く連続バーディ発進を切ると、7番パー5では3打目をバックスピンでぴたりと寄せ3つ目のバーディ。この時点で通算10アンダーまで伸ばし、同組で回るトップの宮本とは1打差。8番、9番の連続ボギーで一時首位争いから脱落しかけるも、ハーフターン直後の10番パー5を確実にバーディとして踏みとどまる。すると15番パー4でラフからの2打目をピン手前2メートルに寄せ、単独トップに躍り出るバーディ奪取。終盤にきて17番でバーディを奪った宮本に並ばれたが、堂々のトーナメントリーダーとして最終日へ駒を進めた。
現在、賞金ランクトップの金庚泰(韓)と池田との賞金差は約4,100万円。優勝賞金4,000万円の今大会で池田がシーズン5勝目を飾れば、逆転とはいかないまでも賞金差を一気に縮めることができる。その上、池田にとってツアー2週連続優勝となればプロ入り初の快挙。賞金王争い最大のライバルである金庚泰が通算8アンダー6位タイと好位置につけているだけに、今大会でなんとしても優勝とビッグマネーを勝ち取りたいところだ。
また、初日から苦しいゴルフが続いていた賞金ランク2位の石川も復調の兆しを見せた。出だしの1番でいきなり4メートルのバーディパットを沈めると、2番ボギーとするも6番で3メートルのパットを決めてバーディを取り返す。さらに7番のロングホールでは5メートルをねじ込み2連続バーディ。後半12番でパーオン失敗から2つ目のボギーを叩いたものの、直後の13番で再び4メートルのバーディパットを沈める。最終18番パー5では3打目をきっちりピンそば1.5メートルに寄せ、バーディフィニッシュで3日目のプレーを終えた。
前日までの石川はパッティングが決まらず、予選ラウンド2日間で奪ったバーディはわずか4つ。ところがこの日は3?5メートルの中距離パットを次々に沈め、自身が「1ラウンドのノルマ」と公言する4バーディを1つ上回る5バーディ。好調なショットにようやくパットが噛み合い、優勝した2週間前の三井住友VISA太平洋マスターズ最終日以来となる60台をマークしてみせた。トップ2人とは5ストロークと離されてはいるが「勝負はこれから。最後の最後まであきらめるつもりは全くない」と、最終日での大逆転Vを狙う。
その他上位陣は、通算9アンダー3位タイで松村道央、久保谷健一、H・T・キム(韓)が続き、上井邦浩が金庚泰と同じ通算8アンダー6位タイ。丸山茂樹と谷口徹が通算7アンダー8位タイにつけている。
前週ダンロップフェニックスを制し賞金ランク3位に浮上した池田が、自身初の2週連続Vに王手をかけた。1番、2番で幸先良く連続バーディ発進を切ると、7番パー5では3打目をバックスピンでぴたりと寄せ3つ目のバーディ。この時点で通算10アンダーまで伸ばし、同組で回るトップの宮本とは1打差。8番、9番の連続ボギーで一時首位争いから脱落しかけるも、ハーフターン直後の10番パー5を確実にバーディとして踏みとどまる。すると15番パー4でラフからの2打目をピン手前2メートルに寄せ、単独トップに躍り出るバーディ奪取。終盤にきて17番でバーディを奪った宮本に並ばれたが、堂々のトーナメントリーダーとして最終日へ駒を進めた。
現在、賞金ランクトップの金庚泰(韓)と池田との賞金差は約4,100万円。優勝賞金4,000万円の今大会で池田がシーズン5勝目を飾れば、逆転とはいかないまでも賞金差を一気に縮めることができる。その上、池田にとってツアー2週連続優勝となればプロ入り初の快挙。賞金王争い最大のライバルである金庚泰が通算8アンダー6位タイと好位置につけているだけに、今大会でなんとしても優勝とビッグマネーを勝ち取りたいところだ。
また、初日から苦しいゴルフが続いていた賞金ランク2位の石川も復調の兆しを見せた。出だしの1番でいきなり4メートルのバーディパットを沈めると、2番ボギーとするも6番で3メートルのパットを決めてバーディを取り返す。さらに7番のロングホールでは5メートルをねじ込み2連続バーディ。後半12番でパーオン失敗から2つ目のボギーを叩いたものの、直後の13番で再び4メートルのバーディパットを沈める。最終18番パー5では3打目をきっちりピンそば1.5メートルに寄せ、バーディフィニッシュで3日目のプレーを終えた。
前日までの石川はパッティングが決まらず、予選ラウンド2日間で奪ったバーディはわずか4つ。ところがこの日は3?5メートルの中距離パットを次々に沈め、自身が「1ラウンドのノルマ」と公言する4バーディを1つ上回る5バーディ。好調なショットにようやくパットが噛み合い、優勝した2週間前の三井住友VISA太平洋マスターズ最終日以来となる60台をマークしてみせた。トップ2人とは5ストロークと離されてはいるが「勝負はこれから。最後の最後まであきらめるつもりは全くない」と、最終日での大逆転Vを狙う。
その他上位陣は、通算9アンダー3位タイで松村道央、久保谷健一、H・T・キム(韓)が続き、上井邦浩が金庚泰と同じ通算8アンダー6位タイ。丸山茂樹と谷口徹が通算7アンダー8位タイにつけている。