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国内男子

池田単独2位で久々の好発進! 単独首位には平塚

2011年7月28日(木)午後7:23

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 国内男子ツアーのサン・クロレラ クラシックが28日、北海道の小樽カントリー倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。平塚哲二が9バーディ、2ボギーの7アンダー65で単独首位に立った。1打差の単独2位には池田勇太、さらに2打差の単独3位にはキラデク・アフィバーンラト(台)が続いている。ディフェンディング・チャンピオンの高山忠洋はイーブンパー72の40位タイと出遅れた。

 昨年は高山が通算17アンダーで優勝。09年大会は石川遼が同じく通算17アンダーで制しており、今年もバーディ合戦が期待される同大会。その初日は期待にそぐわぬ争いとなった。

 まずはアウトスタートの池田が、2番でボギーを叩き出だしでつまづいたものの、その後は9番のイーグルを含め、7つスコアを伸ばして6アンダー66と久々に会心のゴルフを披露した。今季の池田は結果のともなわない歯がゆいシーズンを送っていたが、全英オープンでは日本人で唯一の決勝ラウンド進出。そして今大会の好スタートは目に見える復調の兆しといえるだろう。

 その池田を抑えて単独首位に立ったのが、これまで国内ツアーでは通算5勝を挙げている平塚。出だしこそ1番、2番の連続バーディ、3番、4番の連続ボギーと安定感を欠いたが、以降は快調にプレーして7アンダーまでスコアを伸ばした。今季は欧州、アジアと海外ツアーへの挑戦が目立つ平塚だが、武者修行の成果を自らのプレーで示した。

 先週の長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントで単独2位に入った石川は、5番でダブルボギーを叩くなど前半を4オーバーで折り返すと、10番のバーディで巻き返しを期待させたが調子は上がらず。5オーバー77の123位タイと大きく出遅れ、今季初優勝どころか今季3度目の国内ツアー予選落ちの危機を迎えている。

 その他では、宮里優作、横田真一、上田諭尉ら8人が3アンダー69の4位タイ。また今季のマスターズで日本人史上初のローアマチュアに輝いた松山英樹は、1オーバー73の61位タイからのスタートとなっている。

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