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国内男子

池田8番で悪夢の「7」 24位タイに後退

2011年8月19日(金)午後6:28

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 国内男子ツアー、関西オープンゴルフ選手権が19日、兵庫県の小野ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。20位タイスタートの池田勇太は終盤のパー3で7打の大叩きを演じて、通算イーブンパーの24位タイに後退した。単独首位に立ったのはイーグル2つを含む10アンダー61をマークし、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたネベン・ベーシック(豪)。4打差の単独2位に前日首位タイのチョ・ミンギュ(韓)、さらに1打差の単独3位に武藤俊憲が続いている。

 未体験のコースで練習ラウンドなしのぶっつけ本番、そして全米プロゴルフ選手権帰りの時差ボケに苦しんだ池田は初日を終えて、「体が全然動かなかったけど、よくアンダーパーで回れたと思う」と語り、「今日は練習ラウンド」と割り切って2日目に臨んだ。

 その言葉通りにインスタートの序盤からコースへの適応力を見せ、前半で2つ、後半も1つバーディを奪って少しずつスコアを伸ばしていった。しかし、終盤の8番で大きく崩れる。パー3のこのホールで2度も池に入れてしまい悪夢の「7」。順調なスコアメイクを見せていただけに悔しいラウンドとなってしまった。

 一方、この日猛チャージを見せたのがベーシック。首位と3打差の9位タイからスタートすると2番、4番、5番をバーディとした後、9番でイーグルを奪取して5アンダーでハーフターン。そして圧巻は後半の上がり4ホール。16番でこの日2つ目のイーグルを奪うなど終盤だけで5つスコアを伸ばして10アンダー61を叩き出し、通算13アンダーで2位以下を引き離して予選ラウンドを終えている。

 その他上位陣は、吉永智一、白佳和、マーダン・ママット(シンガポール)が通算6アンダーの4位タイ、1打差の単独7位に田保龍一、さらに1打差8位タイにドンファン(韓)、星野英正が続いている。なお、前日首位タイのスティーブン・コンラン(豪)は3オーバー74と崩れ、通算3アンダー10位タイまで順位を下げた。

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