左肩痛が心配される石川遼だが、15日開幕の国内男子ツアー、ANAオープンゴルフトーナメント（北海道・札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース）出場を決断。周囲はホッと胸をなでおろしている。

　左肩痛を理由に、先週のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodを直前になって欠場したことから、主催者が激怒。同大会は昨年に続く欠場となったため、ツアー規定で100万円の罰金を課されたのはもちろんだが、スーパースターの存在の大きさを改めて感じることになった。

　左肩については「（TOSHINの前の）フジサンケイクラシックの試合中に、左肩が外れるような違和感が強まった」と告白。休んだことで痛みもなくなり、週末には練習を再開していたと言う。

　心機一転で迎える今大会は、予選ラウンドで諸藤将次、盧承烈（韓）の飛ばし屋2人と一緒にプレーすることが決まり、目を輝かせている。大会期間中に20歳の誕生日を迎えることもあり、必勝体制で挑む。

　一方、大会連覇がかかる池田勇太は、やはり連覇に挑んだ先週、まさかの予選落ちを喫しているだけに、どうしても勝ちたいところ。優勝して感涙した昨年の思い出を糧に、連覇に突き進む。