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国内男子

池田勇太が待望の今季初V! 平塚は1打差単独2位

2011年7月31日(日)午後6:26

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 国内男子ツアーのサン・クロレラ クラシックは31日、北海道の小樽カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日通算14アンダーで単独トップに躍り出た池田勇太が、1打差の単独2位でスタートした平塚哲二に一時追いつかれながらも、上がり2ホールで連続バーディを奪って1打差で振り切り今季初優勝をもぎ取った。平塚は終盤の追い上げも及ばず通算13アンダーで単独2位に終わった。

 終盤まで池田と平塚の激しい優勝争いが繰り広げられた最終日。先の全英オープンでは日本勢で唯一決勝ラウンドに進出、今週も好スタートを切るなど復調の兆しを見せていた池田は、前日の『64』の猛チャージで今季初めて首位で最終日を迎えた。前半は2バーディ、1ボギーの1アンダーで回り通算15アンダーまでスコアを伸ばす。一方の平塚は4番でトリプルボギーを叩くなど1つスコアを落とし、池田の3ストロークリードで折り返す。

 このまま池田がすんなり逃げ切って優勝をつかむかと思われたが、勝利の女神はそう容易く微笑んではくれなかった。両者パーセーブを続けて迎えた13番で池田がボギーを叩いて2打差に。さらに14番でも池田がティーショットを右に曲げ、第2打をバンカーに入れるなどボギーを叩き、一気に1打差となる。そして続く15番、池田がバーディパットを外したの対し平塚はしっかりバーディを奪ってついに両者は首位タイに並ぶ。

 ところが、互いに16番をボギーとして迎えた17番、平塚がパーとしたのに対し、池田は今季初Vのチャンスを逃すまいとバーディチャンスにつけると、これを見事に沈めて再び単独トップに立つ。そして勝負をかけた最終18番。互いにティーショットをフェアウェイに運ぶと、第2打を先に打った平塚の打球はカップをなめるチップインイーグルかと思わせるスーパーショット。それでも池田は動じず、第2打をきっちりとピンに寄せると、ウィニングパットをしっかり沈めて待ちに待った今季初勝利、ツアー通算9勝目を飾った。

 最終日はイーブンパー72で我慢のゴルフとなり、「やっと72ホールが終わったという感じ」と、疲労感を見せながらも「良い戦いができたと思います」と待望の今季初Vに喜びを滲ませた。

 また、前日コースレコードにあと1打となる『64』をマークしたアマチュアの松山英樹が2バーディ、2ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめ通算8アンダー6位タイでフィニッシュ。通算7アンダー11位タイに入った藤本佳則とのローアマ対決を制している。

 その他、通算10アンダー単独3位にジェイ・チョイ(米)、通算9アンダー4位タイにドンファン(韓)、カート・バーンズ(豪)の2人、この日単独3位スタートのキラデク・アフィバーンラト(タイ)は松山らと並ぶ6位タイに入った。なお、ディフェンディング・チャンピオンの高山忠洋は1つスコアを伸ばし、藤田寛之らと並んで通算6アンダー15位タイで4日間の競技を終えている。

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