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国内男子

連覇に挑む池田、もうひと暴れを目論む松山!

2011年11月16日(水)午前10:46

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 池田勇太が、後輩の活躍に刺激を受けて連覇を狙う。

 17日開幕の国内男子ツアー、ダンロップフェニックストーナメント(宮崎県・フェニックスカントリークラブ)にディフェンディング・チャンピオンとして臨む池田だが、実はこのところ調子はいまひとつの状態だ。

 7月のサン・クロレラ クラシックで優勝したあと、3連覇のかかった先月のブリヂストンオープンゴルフトーナメントは屈辱の予選落ち。2週前に中国で行われた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズでは世界の強豪が集う中で健闘するも、帰国して出場した先週の三井住友VISA太平洋マスターズでは49位タイで終戦。いまひとつ波に乗れず、パッとしないプレーが続いている。

 しかしそんな池田の目を覚まさせたのが、アマチュアながら太平洋マスターズを制した松山英樹の快挙だった。池田にとって松山は東北福祉大の後輩。若干19歳の後輩が、文句のつけようのないゴルフでプロたちをねじ伏せたのだ。

 同大会では池田も松山にねじ伏せられた一人だが、後輩の快挙を素直に喜んでいた。その興奮も冷めないうちに始まるダンロップフェニックスは、池田にとってシーズン終盤の大事な一戦となる。全米オープン王者であるグラエム・マクドウェル(北アイルランド)を始め、先週、欧州アジア両ツアー共催大会を制したばかりのゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)、2009年大会の覇者エドアルド・モリナリ(伊)、過去大会を2度制しているトーマス・ビヨーン(デンマーク)らが出場する国際色豊かな大会で、連覇できれば最高だ。

 一方、プロの大会で単独首位のまま迎えた最終ホールでスーパーショットを放ち、イーグルフィニッシュでプロ大会初Vを決めた松山も参戦。優勝した直後は深夜まで祝勝会を行い、翌日は早朝からテレビ出演した足で宮崎入りと大忙しだったが、そこは19歳の若者だ。元気いっぱい初心を取り戻し、もうひと暴れを目論んでいる。

 なお石川遼は、米国チームと世界選抜チーム(欧州を除く)が対決するザ・プレジデンツカップ(現地時間17?20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)に出場するため、今大会には出場しない。

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