勝ち星に飢えた池田勇太が北の大地に乗り込んでくる。

　3週間ぶりの国内男子ツアー、サン・クロレラ クラシックは26日に北海道の小樽カントリー倶楽部で開幕。昨年大会で優勝して以来、勝利から遠ざかり、今季はメジャーにも出場できずにいる池田が復活をかけて参戦する。

　予選ラウンドでは谷原秀人、アマチュアの松山英樹という東北福祉大の先輩、後輩とラウンド。米男子ツアー参戦経験のある谷原、2年連続でマスターズ出場し将来はプロの世界でライバルになるに違いない松山との一緒のプレーでどんな刺激を受けるのか。ファンには目が離せないペアリングだ。

　一方、全英オープン帰りの武藤俊憲、藤本佳則、藤田寛之、市原弘大、小田孔明も出場。予選を突破した武藤、藤本の2人がその経験を生かして優勝争いに絡むかどうかが見物となる。また、予選落ちした藤田、小田、市原の3人も、やはり全英オープンでの厳しい戦いで得たものは大きいはず。それを日本のリンクス、小樽でどれだけ見せてくれるのか。そういう面に注目するのも興味深い。