連覇を狙う池田は98位タイ出遅れ 首位タイに塚田と呉
2012年7月26日(木)午後7:14
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3週間ぶりのツアー再開となった国内男子ツアー、サン・クロレラ クラシックは26日、北海道の小樽カントリー倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。塚田好宣と呉阿順(中国)が5アンダー67で回り首位タイに並んだ。ディフェンディング・チャンピオンの池田勇太は3オーバー75の98位タイと出遅れている。
昨季大会で優勝して以来、勝利から遠ざかり、今季はメジャーにも出場できずにいる池田が復活をかけて参戦した今大会。開幕前には「連覇が狙えるのは俺だけ」と強気に語り、「1ショット、1ショット大事にしてやれば、チャンスはある」と意気込みを語っていたが、大事な初日は苦しいゴルフとなった。
アウトから出ると2番でいきなりボギーを先行させる。6番でバーディを奪い返したが8番で再びボギーを叩き、さらに折り返した12番ではダブルボギー。13番のバーディで巻き返しを図ったが、16番、17番の連続ボギーで4オーバーまで後退してしまう。最終ホールで意地のバーディを奪って見せたが、3オーバー75の98位タイスタートで、早くも連覇に赤信号が灯った。
上位陣は、首位から1打差の3位タイにキラデク・アフィバーンラト(タイ)と津曲泰弦、さらに3アンダー69の5位タイには諸藤将次、谷原秀人ら11人が並んでいる。
全英オープン帰り組みは、1アンダー71の市原弘大が30位タイで最高位となり、イーブンパー72の45位タイに藤本佳則と小田孔明、2オーバー74の80位タイに藤田寛之、そして池田と同じく3オーバー75の98位タイに武藤俊憲と、それぞれ出遅れている。