武藤が単独首位キープ! 池田12位タイ、藤本29位タイに浮上
2012年8月17日(金)午後6:14
- この記事のキーワード
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技は17日、大阪府の泉ヶ丘カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップの武藤俊憲がノーボギーの6アンダー65をマークして通算13アンダーの単独首位で決勝ラウンドに進出した。2打差の単独2位に前日2位タイの薗田峻輔、3打差の3位タイに貞方章男と金亨成(韓)の2人がつけている。
前日単独トップの武藤がこの日もノーボギーの会心のゴルフを披露した。インからスタートすると、序盤こそパープレーが続いたものの、14番でバーディを奪うと15番でも続けてバーディ。その後1つスコアを伸ばして3アンダーで折り返すと、後半も5番、7番、9番とテンポよくバーディを奪って6アンダー65でホールアウト。ここまでノーボギーの完璧なプレーで、後続に2打差をつけ今季初優勝に向けて快走している。
この日26位タイからスタートした池田勇太は幸先良くバーディ発進を切ると、6番、8番でボギーを叩いたものの9番でイーグル奪取に成功。2アンダーで迎えた後半は14番までスコアカード通りのゴルフとなるも、15番、18番でバーディを重ねて4アンダー67でフィニッシュ。通算5アンダーまでスコアを伸ばし12位タイに順位を上げている。
また、初日94位タイと大きく出遅れたルーキーの藤本佳則は巻き返しに成功。前半に2バーディ、後半に3バーディを奪ってノーボギーの5アンダー66でラウンドして通算3アンダーまでスコアを戻した。この日1つスコアを落とした金庚泰(韓)、小林正則らと並ぶ29位タイまで一気に浮上し、予選突破を決めた。
その他上位陣は、通算9アンダー5位タイに篠崎紀夫とデービッド・オー(米)の2人。通算8アンダー単独7位にH・W・リュー(韓)、通算7アンダー単独8位に李京勲(韓)が続いている。ディフェンディング・チャンピオンのチョ・ミンギュ(韓)は池田と並ぶ12位タイ、初日75位タイの藤田寛之は5アンダー66をマークして通算4アンダー18位タイで予選通過を果たしている。