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国内男子

池田が『62』の猛攻で2打差2位タイ! 武藤は今季初Vに王手

2012年8月18日(土)午後6:39

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 18日に行われた国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技(大阪府、泉ヶ丘カントリークラブ)第3ラウンドは、雷雲接近のため3時間ほど中断を挟んだが、全選手ホールアウトして競技を終了。初日からトーナメントをリードしている武藤俊憲が通算16アンダーで単独トップをキープする中、今季初優勝を狙う池田勇太が『62』の猛チャージを披露し2打差の2位タイに急浮上した。

 今季10試合に出場してトップ5入り1度と不振が続いている池田だが、この日はそのうっぷんを晴らすかのような会心のゴルフを展開した。出だしの1番を幸先良くバーディとすると、4番でもバーディ奪取。さらに7番から圧巻の5連続バーディを奪ってリーダーボードを駆け上がると、13番、15番でもバーディを追加し、ノーボギー、9バーディの9アンダー62。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、最終日、首位と2打差の好位置から昨年のサン・クロレラ クラシック以来1年ぶりのツアー通算10勝目を狙う。

 池田と同様今季初Vを狙う武藤は4バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら1アンダーで折り返すと、後半13番でボギーを叩きイーブンパーに。それでもすぐに立て直して14番、15番で連続バーディを奪うと、最終18番もバーディで締めて単独首位の座を守った。

 その他上位陣は、池田と並ぶ2位タイに篠崎紀夫がつけ、通算13アンダー4位タイに薗田峻輔、金亨成(韓)の2人。さらに通算12アンダー単独6位にデービッド・オー(米)、通算11アンダー7位タイに黄重坤(韓)、H・W・リュー(韓)の2人が続いている。この日18位タイからスタートした藤田寛之は3アンダー68で回り、金庚泰(韓)、谷原秀人らと並び通算7アンダー16位タイで最終日を迎えることになった。

 一方でディフェンディング・チャンピオンのチョ・ミンギュ(韓)はスコアを伸ばすことが出来ず、通算5アンダー30位タイに後退。前日29位タイに浮上したルーキーの藤本佳則も2オーバー73のラウンドで通算1アンダー55位タイに順位を落としている。

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