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国内男子

連覇を狙う池田は105位タイと大きく出遅れ 宮里聖志が首位発進!

2011年9月8日(木)午後6:23

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 国内男子ツアー、TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood(三重・TOSHIN Lake Wood Golf Club)が8日に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。現在、賞金ランキングトップ3の石川遼、金庚泰(韓)、べ・サンムン(韓)が欠場した今大会で、同4位の池田勇太が優勝すればトップに躍り出る状況だったが、3オーバー75の105位タイと大きく出遅れた。

 ディフェンディング・チャンピオンである池田は、先週のフジサンケイクラシックは背中痛を理由に欠場したが、「久しぶりにゆっくり休むことができた」と万全の状態で大会に臨んだはずだった。ましてや悲願の賞金王を争うライバルが軒並欠場し、さらに史上最年少(25歳8か月)でのツアー通算10勝がかかっているとあって、並々ならぬ意欲を漲らせていたに違いない。しかし、そんな気合は大会初日からくじかれてしまった。

 アウトからスタートした池田は、4番からの3連続を含む4ボギーを叩いて4オーバーで前半を折り返すと、16番まではスコアカード通りのプレーを続け17番でこの日唯一のバーディをようやく奪取。しかし時すでに遅し、最終18番をパーで締め3オーバー75でホールアウト。昨年大会では4日間をノーボギーで走り抜けた池田だったが、今年は初日からボギーを重ね、優勝はおろか予選突破すら黄信号が灯っている。

 初日に単独首位に立ったのは宮里聖志。10番からスタートすると5バーディ、ノーボギーで前半を終える。後半の4番ではイーグルを奪って波に乗ると、6番、7番の連続バーディでスコアをさらに伸ばして9アンダー63で初日のラウンドを終えた。2004年のアジア・ジャパン沖縄オープンで初優勝を飾って以降、栄冠から遠ざかっている宮里だが、自身ツアー2勝目がにわかに可能性を帯びてきた。

 その他では、8アンダー64の単独2位に兼本貴司がつけ、1打差単独3位にドンファン(韓)、さらに1打差単独4位に津曲泰弦が続き、前週初優勝を飾った諸藤将次、薗田峻輔、小田孔明らが1アンダー73の38位タイからの巻き返しを狙う。

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