レッスン
飛距離には自信があるけどプッシュスライスが出る その矯正方法とは?
2025年1月16日(木)午前10:42
飛距離には自信がある。しかし、時々プッシュスライスが出る。フェアウェイキープを重視して少しコンパクトに振っても、やっぱり右に曲がってしまう。アマチュアゴルファーの中にも、そういう人がいるのではないでしょうか。今回は、そういう悩みを抱えている人へのレッスンです。
このタイプにありがちなのは、体の回転スピードが速く、タメが強過ぎて手が戻り切らないというケースです。もちろん飛ばすためにはタメが必要なのですが、それが強過ぎると体よりも手が前に出て、振り遅れた状態になってしまいます。これを矯正するためには、体のねじれを少し深くすることが大事です。
まず、肩口くらいまでクラブを上げ、手元の位置はそのままで上体をもうひと捻りしてみて下さい。そうすると、右ヒジの位置が、最初に肩口まで上げたときよりは内側(体側)に入り、なおかつ右ヒジが下を向くと思います。
この形ができるとダウンスイングで、右ヒジはブレることなく斜め下に下ろせるので、ヘッドもアドレスの位置にきちんと戻ってきます。一方、回転が浅いと、体が先にいって手が遅れてきてしまいます。具体的にはテークバックで、左の肩甲骨をグッと右に寄せるくらいの感じで動かしましょう。トップの時、飛球線後方に胸を見せるような感じです。
まずは素振りをして、トップの時の体の向きを確認して下さい。実際にスイングするときは、その位置までねじることを意識して、体を回してから打ちにいきましょう。体をより効率的に使うためには、股関節でしっかりため込んだ力を足の蹴りで出力することと、それと同時に胸椎をしっかり回すことが大事になってきます。
この動きがしっかりできていれば、ダウンスイングでクラブが寝たり、手が前に出ることはなくなるので、プッシュスライスのミスも起こりにくくなります。もちろん、軌道が安定すれば、飛距離も伸びます。
今回は、飛ばし屋のための“曲げないレッスン”というテーマで話をしましたが、この動きは「もっと飛ばしたい」「真っ直ぐ飛ばしたい」という人にも有効です。ぜひ、“もうひと捻り”を意識してスイングして下さい。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #118」より(放送・見逃し配信中)
このタイプにありがちなのは、体の回転スピードが速く、タメが強過ぎて手が戻り切らないというケースです。もちろん飛ばすためにはタメが必要なのですが、それが強過ぎると体よりも手が前に出て、振り遅れた状態になってしまいます。これを矯正するためには、体のねじれを少し深くすることが大事です。
まず、肩口くらいまでクラブを上げ、手元の位置はそのままで上体をもうひと捻りしてみて下さい。そうすると、右ヒジの位置が、最初に肩口まで上げたときよりは内側(体側)に入り、なおかつ右ヒジが下を向くと思います。
この形ができるとダウンスイングで、右ヒジはブレることなく斜め下に下ろせるので、ヘッドもアドレスの位置にきちんと戻ってきます。一方、回転が浅いと、体が先にいって手が遅れてきてしまいます。具体的にはテークバックで、左の肩甲骨をグッと右に寄せるくらいの感じで動かしましょう。トップの時、飛球線後方に胸を見せるような感じです。
まずは素振りをして、トップの時の体の向きを確認して下さい。実際にスイングするときは、その位置までねじることを意識して、体を回してから打ちにいきましょう。体をより効率的に使うためには、股関節でしっかりため込んだ力を足の蹴りで出力することと、それと同時に胸椎をしっかり回すことが大事になってきます。
この動きがしっかりできていれば、ダウンスイングでクラブが寝たり、手が前に出ることはなくなるので、プッシュスライスのミスも起こりにくくなります。もちろん、軌道が安定すれば、飛距離も伸びます。
今回は、飛ばし屋のための“曲げないレッスン”というテーマで話をしましたが、この動きは「もっと飛ばしたい」「真っ直ぐ飛ばしたい」という人にも有効です。ぜひ、“もうひと捻り”を意識してスイングして下さい。
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